(Wordマクロ)フォントの文字幅と間隔設定

フォントの文字幅と間隔の設定をマクロで制御します。






このページで解説する項目は次の通りです。上から順番に解説します。

プロパティ

それぞれの設定に紐づくプロパティは以下の通りです。

プロパティ 説明
Scaling 倍率
Spacing 文字間隔
Position 位置
Kerning カーニング設定
DisableCharacterSpaceGrid [ページ設定]で指定した1行の文字数を使用する

①倍率の設定

「1」~「600」の間で数値を指定します。0以下または601以上を指定するとエラーになります。

使用例

Public Sub 倍率指定()

Selection.Font.Scaling = 80 '倍率を80%に設定

End Sub

②文字間隔の設定

「0」~「±1584」の間で数値を指定します。文字間隔は、正の値を指定した場合広くなり、負の値を指定した場合狭くなります

使用例

文字間隔を広くする場合

Public Sub 文字間隔を広くする()

Selection.Font.Spacing = 1 '文字間隔を1pt広げる

End Sub

文字間隔を狭くする場合

Public Sub 文字間隔を狭くする()

Selection.Font.Spacing = -1 '文字間隔を1pt狭くする

End Sub

文字間隔を標準にする場合

Public Sub 文字間隔を標準にする()

Selection.Font.Spacing = 0 '文字間隔を標準にする

End Sub



③位置の設定

「0」~「±1584」の間で数値を指定します。位置は、正の値を指定した場合上がり、負の値を指定した場合下がります

使用例

位置を上げる場合

Public Sub 位置を上げる()

Selection.Font.Position = 1 '位置を1pt上げる

End Sub

位置を下げる場合

Public Sub 位置を下げる()

Selection.Font.Position = -1 '位置を1pt下げる

End Sub

位置を標準にする場合

Public Sub 位置を標準にする()

Selection.Font.Position = 0 '位置を標準にする

End Sub

④カーニングの設定

「0」~「1638」の間で数値を指定します。負の値または1639以上を指定するとエラーになります。「0]を指定した場合は、カーニングを行わないものとして処理されます。

使用例

カーニングを設定する場合

Public Sub カーニングを設定する()

Selection.Font.Kerning = 8 '8pt以上の文字についてカーニングを行う

End Sub

カーニングを解除する

Public Sub カーニングを解除する()

Selection.Font.Kerning = 0 'カーニングを解除する

End Sub

⑤[ページ設定]で指定した1行の文字数を使用する

DisableCharacterSpaceGrid」プロパティに対して、Trueを設定するとチェックが外れ、Falseを設定するとチェックが付きます。

使用例

[ページ設定]で指定した1行の文字数を使用する場合

Public Sub 既定の文字数を使用する()

Selection.Font.DisableCharacterSpaceGrid = False 

End Sub

[ページ設定]で指定した1行の文字数を使用しない場合

Public Sub 既定の文字数を使用しない()

Selection.Font.DisableCharacterSpaceGrid = True

End Sub

Disable(=無効にする)」がプロパティの最初に付いているため、TrueFalseの取り違えに注意が必要です。

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