(Wordマクロ)段落体裁の設定

段落設定のうち、体裁タブに関するWordマクロでの設定方法を解説します。その他の段落設定については、逆引き段落設定を参照してください。





このページで解説する項目は次の通りです。上から順番に解説します。

プロパティ

それぞれの設定に紐づくプロパティは以下の通りです。

プロパティ 説明
FarEastLineBreakControl 禁則処理を行う
WordWrap 英単語の途中で改行する
HangingPunctuation 句読点のぶら下げを行う
HalfWidthPunctuationOnTopOfLine 行頭の記号を1/2の幅にする
AddSpaceBetweenFarEastAndAlpha 日本語と英字の間隔を自動調整する
AddSpaceBetweenFarEastAndDigit 日本語と数字の間隔を自動調整する
BaseLineAlignment 文字の配置

①~⑥の設定

それぞれのプロパティにTrueまたはFalseを設定します。

①禁則処理の設定例

公式ページの解説によると、「True の場合は、指定した段落に東アジアの改行規則が適用されます。」などと書かれているため混乱しますが、FarEastLineBreakControl=禁則処理の設定と考えて差し支えありません。禁則処理の設定は以下で可能であり、現時点で詳細は別サイトに委ねます。

Public Sub Sample()
'禁則処理を行う
Selection.Paragraphs.FarEastLineBreakControl = True
End Sub

②英単語の途中で改行する

Public Sub Sample()
'英単語の途中で改行する
Selection.Paragraphs.WordWrap = True
End Sub

③句読点のぶら下げを行う

Public Sub Sample()
'句読点のぶら下げを行う
Selection.Paragraphs.HangingPunctuation = True
End Sub

④行頭の記号を1/2の幅にする

Public Sub Sample()
'行頭の記号を1/2の幅にする
Selection.Paragraphs.HalfWidthPunctuationOnTopOfLine = True
End Sub

⑤日本語と英字の間隔を自動調整する

Public Sub Sample()
'日本語と英字の間隔を自動調整する
Selection.Paragraphs.AddSpaceBetweenFarEastAndAlpha = True
End Sub

⑥日本語と数字の間隔を自動調整する

Public Sub Sample()
'日本語と数字の間隔を自動調整する
Selection.Paragraphs.AddSpaceBetweenFarEastAndDigit = True
End Sub




⑦文字の配置の設定

BaseLineAlignmentプロパティは、下の画像で示されている配置の設定の5種類いずれかを指定することができます。

定数 説明
wdBaselineAlignTop 上揃え
wdBaselineAlignCenter 中央揃え
wdBaselineAlignBaseline 英字下揃え
wdBaselineAlignFarEast50 下揃え
wdBaselineAlignAuto 自動

デフォルト設定は「自動」になっています。フォントでの位置設定とちがい、こちらの設定は選択している段落すべてに適用されます

文字の配置の設定例

Public Sub Sample()
'文字の配置を上揃えに設定
Selection.Paragraphs.BaseLineAlignment = wdBaselineAlignTop
End Sub

なお、一部の公式ページの文中にあるwdUndefinedは読んで字のごとく「未定義」を示す定数であり、設定してもエラーになりませんが、基本的にTrueと同じ挙動を示すため意味はありません。

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